...誰も少しずつ生き方を変えて行くけど...
でも、いつの時代も同じように
...求める愛の姿は変わらないから...
これからも少しずつ、尾崎の作品を振り返って行きたいと思います。
心の雑踏の中で尾崎を探すとき...
優しく手を差し出す歌声にも、
激しくシャウトする歌声にも、
尾崎の伝えたかった 愛 を感じられそうです。
悲しみの色に 塗りつぶされて行く黄昏の街
家路を辿る人ごみの中
愛だけをたよりに 雑踏の中に君を探している
時々君を見失いそうになる きらびやかな街に
君は目を奪われている
上手に笑っても 君の瞳に僕が映らないから
誰も少しずつ生き方を変えて行くけど
求める愛の姿は変わらないから
輝き失わぬ様
君らしく生きて欲しいから
やさしく肩を 抱き寄せよう
君が悲しみにくれてしまわぬ様
やさしく肩を 抱き寄せよう
群集に紛れ込んだ子猫の様に
傷ついて路頭 さまよい続けているなら
ねえここへおいでよ 笑顔を僕が守ってあげるから
突然振り出した雨から 君をつつむ時
僕のせいで君が泣くこともあるだろう
僕の胸で泣いてよ
何もかも わかちあって行きたいから
やさしく肩を 抱き寄せよう
雨に街が輝いて見えるまで
やさしく肩を 抱き寄せよう
何を求めて人はさまようのだろうか 君も僕もこの街の中で
もうおびえないで 君らしく輝いて欲しいから
やさしく肩を 抱き寄せよう
こんなにも君を愛しているから
やさしく肩を 抱き寄せよう
君が悲しみにくれてしまわぬ様に
〜 群集の中の猫 〜 2nd Album