もう何年になるのだろう。

私の仕事用の Mac の画面は、この壁紙です。

ずっと、ずっとともに過ごしてきました。

まあ、飽きもせずワンパターン....でも変えようと思ったことはない。

それは、次々と、尾崎くんの画像で新しい壁紙を楽しんで作るような

そんな存在の人ではなかったからなのだろうけれど、



それに毎回、毎回、この背景を意識しているわけではなく、

デスクトップに散在するアイコン、(これは私の悪い癖?)

何でもついついデスクトップに仮置きしてしまう。

そこでほどよく見え隠れする、尾崎くん

ときどき、デスクトップを整理しては、すみずみまで鮮明なあなたに出会う。

この数年、そんなふうに付き合ってきた。

これからも、変わらないだろう。

私のMac の画面ではずっといつも同じ尾崎豊が頬杖をついている。











 










優しい陽射し





過ぎ行く日々の中で 寂しくなる君は

うつろう心の理由に一人唇 噛み締めている

誰かと恋に落ちて 名前は覚えるのに

ふっと笑顔の影に 滲む涙が零れ落ちるから

明日を星で占うテーブルの上で

愛を探す夜に ぼんやり時を見つめているだけ

何も悲しまないと 暮らしを彩れば

きっといつか 答えは育むものだと気付く



大切にしているけど 壊れてしまうから

夢は夢のままだと 諦めてみて 戸惑うばかりで

意味の無い物ばかり 集め積み重ねて

形の無い物が またきっと崩れてしまうから

思い出が静かに 心を包むから

夜に身を委ねて心偽らず安らかに

何も悲しまないと 暮らしを彩れば

きっといつか 答えは育むものだと気付く



憧れが何故か 心を傷めるから

瞳を閉じてみる 全てはきっと優しいはずだと

何も悲しまないと 暮らしを彩れば

きっといつか 答えは育むものだと気付く

育むものだと気付く...



poem

by YUTAKA OZAKI




Last Album・放熱の証より

優しい陽射し